水害にあった家屋でカビから自分を守る方法について
水害にあった家屋で作業する場合に知っておきたい7つのポイント
1.喘息・呼吸器疾患・アレルギー・免疫抑制状態がある方はなるべくカビのある場所で作業をしません
やむを得ない場合は、 キャップ(帽子)、ゴーグル(眼鏡)、マスク、手袋着用など感染防止対策のための個人用防護具を使用し、できるだけ作業時間を短くします。
2.アレルギー症状や呼吸困難に注意します
カビを吸い込んだり触れることで、鼻づまり、目のかゆみ、ゼーゼーする呼吸、皮膚のかぶれが起こりえます。そのような症状がでた際にはすぐに作業をやめて、医療機関の受診も検討しましょう。
3.カビのサインを見落としません
壁や天井の変色や悪臭はカビが発生しているサインかもしれません。
4.カビを発生させない・増やさないようにします
カビのサインに気づいたら、できるだけ速やかに(24~48時間以内)建物を清掃し、乾燥させてください。清掃する時は、ドアや窓を開放し、乾燥させるときには扇風機の使用することは有用です。
5.湿度管理をしっかりします
乾燥させることがカビの増殖を防ぐうえで最も重要です。清掃と乾燥が基本です。
6.作業時はマスクを装着します
防塵マスクがない場合には最低でもサージカルマスクを着用し、換気を行い、作業時間を短くします。
7.カビ掃除には水、石鹸、もしくは漂白剤を使用します
濡れたものや表面は、洗剤と水で洗浄しましょう。硬いものの表面を掃除する際は水、石鹸、もしくは漂白剤を用いてください。エタノールも有効です。コンクリートのような硬くて、粗い表面は、カビの菌糸を、硬いブラシなどでこすりとるようにしてください。
★水害後カビ対策.pdf(128KB)浸水した家屋の感染症対策.pdf(938KB)浸水した家屋を清掃される方へ.pdf(264KB)